2024-05-30
商標法第3条1項3号の規定により、商品の品質又は役務の質を普通に用いられる方法で表示する場合に拒絶理由となります。異議申し立てを受けて、維持決定された結合商標の事例を紹介します。 本件商標は、「診断マーケティング」の文字 […]
2024-05-29
特許請求の範囲には、特許用語と言われる難解な単語が頻繁に使用されます。例えば、嵌合や係合など、12年前に特許事務所に転職した際、戸惑いを感じました。ですので、まず最初に購入した書籍は、特許用語集でした。 特許用語は、部材 […]
2024-05-28
不正競争防止法第2条第1項第1号の商品等表示には、周知性の要件が必要となります。「神棚板及び神具セット」の商品等表示(商品の形態)が周知であるか否かが争われた事件(令和 4年 (ワ) 70009号 不正競争行為差止等請求 […]
2024-05-27
商標同士の類比判断は、外観・称呼・観念および取引者、需要者に与える印象、記憶、連想等を総合して全体的に考察する点を以前お伝えしました。具体的な当て嵌め事例を紹介します。 本件商標「アミューズメントフィットネスクラブ」 V […]
2024-05-24
出願当初の願書の記載及び願書に添付した図面等から具体的な一の意匠の内容を直接的に導き出せない場合、意匠法第3条第1項柱書に規定する工業上利用することができる意匠に該当せず、無効理由となります。 下記リンクの無効審決では、 […]
2024-05-23
商標法第43条の2には商標掲載公報の発行の日から2カ月以内に異議申し立てができます。「Reality Capture」からなる登録商標について、米国のEpic Games社が、その業務に係る商品「画像処理用コンピュータプ […]
2024-05-22
商標登録していない場合でも、周知又は著名な商品等表示をしているものに対して不正競争防止法第2条第1項第1号(周知+誤認混同)又は第2条第1項第2号(著名)である表示を勝手に使用すると、不正競争にあたる判決を紹介します。 […]
2024-05-21
特許異議申し立てで取消決定がなされた後、知財高裁でこの決定が取り消され、特許が維持されました。 判決の要旨は下記の通りですが、引用文献同士を組み合わせる動機付けがあると証明するためには、組み合わせる引用文献同士の技術分野 […]
2024-05-20
日本全国の弁理士を探せる弁理士ナビというツールがあります。連休を挟んだため掲載遅れましたが、弊所もアップロードされました。私は、主たる事務所は弁理士法人NT、従たる事務所は弁理士法人R&Cです。
2024-05-17
自分の屋号や商品、サービスが他人の登録商標に抵触しているかで、必ず引用される判例について紹介します。弁理士試験の受験者は、2行〜3行で要約して記憶下さい。 商標の類否は、対比される商標が同一又は類似の商品又は役務に使用さ […]