商標
立体商標

識別力がない場合(商標法第3条第1項第3号)でも周知性を獲得すれば商標登録を受けることができます(商標法第3条第2項)。今回はなぜ立体商標は識別力がないのかの判例要旨をご紹介します。 (立体商標が基本的に識別力のない理由 […]

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商標
二段書き商標の使用

二段書き登録商標について、できればホームページ等で同じ外観にて使用することが好ましいのですが、カタカナのみの使用でも不使用と認められなかった不使用取消審判事件を紹介します。称呼と観念が同じであれば、本件商標の使用と認めら […]

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特許
AIを発明者とした特許出願

「ダバス、本発明を自律的に発明した人工知能」を発明者とした特許出願、特願2020-543051号の出願却下処分が取り消されなかった事件を紹介します(令和 6年 (行コ) 10006号 出願却下処分取消請求控訴事件)。また […]

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商標
商標の公序良俗違反

商標法第4条第1項第7号には、公の秩序又は善良の風俗を害するおそれのある商標は登録を受けることができない旨が規定されています。この条項は、商標の構成自体が公序良俗違反でなくとも、指定商品又は指定役務について使用することが […]

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商標
商標類否判断事例NO.9

「ユニプロ」の称呼を生じるロゴ商標で、第28類「ペット用おもちゃ,運動用具」を指定商品とした本願商標が、異議申し立てを受けて非類似と審決された事例を紹介します。ロゴ商標として著名な「ユニクロ」とは、外観、称呼が異なり、非 […]

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特許
引例同士を組み合わせる動機付け

進歩性を否定するには、引用文献同士を組み合わせる動機付けがあるか否かを検討します。令和 6年 (行ケ) 10035号 審決取消請求事件では、振動に関して引例2には立体表示演出に限定されていないことから、引例1+2により進 […]

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特許
特許異議申し立て取消事例

特許異議申し立てをして、特許権者が訂正請求をした後、取消決定が出た事件を紹介します。特許異議申し立てを受けて拒絶理由通知がでても、訂正請求をして維持決定が出ることが多いですが、新規事項追加として訂正が認められなかった事例 […]

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商標
商標類否判断事例NO.8

「Rittal ePOCKET」の文字を標準文字で表してなり、第9類「コンピュータソフトウェア等」、第35類、第38類、第41類及び第42類を指定商品、指定役務とした本願商標が、拒絶査定を受けて不服審判で非類似と審決され […]

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不正競争防止法
国際裁判管轄

国際裁判管轄に関する規定において、民訴法3条の3第8号「不法行為に関する訴え」については「不法行為があった地」を基準として国際裁判管轄を定めることとしています。日本の裁判所において、契約書レビューサービスの提供に関する広 […]

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商標
貴醸酒

「貴醸酒」の文字を横書きとして、第28類「清酒」を指定商品とした登録商標第1980784号の無効審判事件を紹介します。商標法第3条第1項第1号、同項第2号及び同項第3号、第4条第1項第6号を無効理由として審判請求しました […]

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