識別力が否定された事例NO8
拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された事例3件を紹介します。不服審判請求をしても識別力が無いと判断されることが多いです。 (1)「換気ライト」の文字を標準文字として第11類「家庭 […]
何人かの業務に係る商品等を認識できない商標
商標法第3条第1項第6号では「需要者が何人かの業務に係る商品又は役務であることを認識することができない商標」は登録できない旨の規定があります。この条項が適用されて拒絶され、拒絶査定不服審判でも覆らなかった事例を紹介します […]
商標類否判断事例NO.6
上の本願商標と下の引用商標が類似であるとして異議申し立てがなされ、非類似と維持決定された事例を紹介します。ロゴ商標(指定商品第18類「財布,旅行用衣服かばん,旅行用トランク,皮革,傘,バックパック,買い物袋,ブリーフケー […]
日本弁理士会 賀詞交歓会
1月16日(金)ホテルオークラで開催された日本弁理士会の賀詞交歓会に出席してきました。500人を超える関係者(政治家、特許庁、日本弁理士会等)が参加しており、盛大な新年イベントです。今年は大阪万博が開催されるということで […]
類否判断を考えてみましょうNO.12
下記の上の仏壇等に置き、りん棒等で叩いて音を出す仏具として用いる「りん」(本件意匠)と、下の「りん」(引用意匠)を組み合わせたものとは似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。本件は、創作非容易性 […]
無効審決取消訴訟(自動車)
「ブレーキ液圧保持装置が故障した場合に、駆動力を大きな状態に維持または駆動力を大きな状態に切り換え、坂道発進時における車両の後退を防止できる原動機付車両を提供する」ことを課題とした特許第3196076号の請求項3が無効と […]
サービス提供主体の同一性
特許請求の範囲では、同一主体で侵害を構成するように記載しなければなりません。クレーム文言上同一主体か否かを争点として、特許第6128402号の属否が争われた特許侵害訴訟事件を紹介します(令和 5年 (ワ) 70425号 […]