類否判断を考えてみましょうNO.25新着!!
「カッター付グラップルバケット」について、本願意匠と引用意匠は似ていると思いますか?答えは似ていない(類似)と判決されました(令和7年(行ケ)第10029号 審決取消請求事件)。非類似と判断される事例が多い中で、類似と判 […]
立体商標の識別力新着!!
立体商標における商品等の形状は、通常、自他商品の識別機能を果たし得ず、商標法第3条第1項第3号に該当するものと解されます。今回は、文字と図形が入った立体商標の登録が認められ、有効審決に対して審決取消訴訟でも有効と判決され […]
指定商品との関係での周知性新着!!
商標法4条1項15号には、他人の業務に係る商品または役務と混同を生ずるおそれがある商標を登録しないことを定めています。誤認混同を生じるためには、他人の表示の周知著名性が必要とされますが、有効審決が出された審決取消訴訟事件 […]
商標類判断事例NO.22新着!!
「STARBOSS」を標準文字として第32類「ビール、清涼飲料、果実飲料、飲料用野菜ジュース、ビール製造用ホップエキス、乳清飲料」を指定商品とした本件商標は、引用商標と非類似であるとして有効審決され、審決取消訴訟でも非類 […]
商標類否判断事例NO.21
ロゴ商標で第43類「飲食物の提供」を指定役務とした本件商標は、引用商標と類似であるとして拒絶審決され、審決取消訴訟では非類似と判断された事例を紹介します(令和7年(行ケ)第10050号 審決取消請求事件)。ロゴ商標であっ […]
開業1年8ヶ月を振り返って
月日が経つのは早いもので、もう2年目の年末を迎えようとしています。平日は毎日ブログを続けていたおかげで、元々は特許専門だったのですが、商標や意匠、著作権その他についても知識が深まります。 新人教育もブログ毎日作成も、他人 […]
識別力が肯定された事例NO12
「AFURI」の文字について第33類「清酒、焼酎、合成清酒、白酒、直し、みりん、洋酒、果実酒、酎ハイ、中国酒、薬味酒」を指定商品とした登録商標について、無効審判で有効審決が出され、審決取消訴訟でも識別力があると認定された […]
形態模倣2(不競法)
前回の続きとして、実質的に同一ではないとして形態模倣に該当しないと判断された財布の事例を紹介します(令和6年(ワ)第10842号 不正競争行為差止等請求事件)。今回は、不正競争防止法第2条第4項「「商品の形態」とは、需要 […]
形態模倣1(不競法)
不正競争防止法第2条第1項第3号には、「他人の商品の形態(当該商品の機能を確保するために不可欠な形態を除く。)を模倣した商品を譲渡し、貸し渡し、譲渡若しくは貸渡しのために展示し、輸出し、又は輸入する行為」(形態模倣)を不 […]
