マイライフ 勉強編
最後の締めくくりとして、今まで実行してきた私の勉強法について説明します。高校受験、大学受験、国家公務員試験、地方公務員試験、英検、TOEIC、TOEFL、情報処理試験、宅建試験、技術士試験、弁理士試験、侵害訴訟代理付記試験等の受験や資格試験を40歳までに経験し、合格してきましたので、ある程度説得力のある勉強法だと思います。
(1)~(7)を順番に実践することを基本とし、通勤電車で音声を聞いたり映像を見たりしてインプットする時間を増やすことが大切です。難関試験の場合は予備校に通った方が良いですが、予備校の資料だけを当てにせず、必ず自分に合った参考書や逐条解説を元に自分ノートの作成をお勧めします。その理由として、予備校の資料は分かりやすくまとめていますが、過去問を元に作成している場合が多いので、本番で同じ問題が出ない、若しくは奇をてらった問題が出たときに対応できないと考えているためです。
(1)~(7)は静かな場所で実践してください。私のお勧めは、平日は自宅で毎日1時間、休日に図書館で開館~閉館まで勉強することです。継続は力なりですので、1日10分でもよいので勉強をしない日を作らないことが重要です。要は、試験を受けると決めた日から試験当日までは、その試験内容で頭脳を埋め尽くすくらいの覚悟が必要です。
(1)何も勉強していない初期段階で過去問(1~2年分)を解いて、挫折感を味わう。
(2)過去問を解いてみて自分に適した参考書を直観で購入し、流し読みする。
(3)(1)で解いた過去問(1~2年分)をもう一度解いてみて、自分なりに傾向と対策を感覚的に立てる。
(4)(3)で感覚的に立てた傾向と対策を元に、参考書を熟読しながら自分ノートを作成する。自分ノートでは、蛍光ペンを活用して重要な部分を見やすくする工夫が必要です。
(5)以前に解いていない過去問を解いて、間違った内容を自分ノートに付け足し、合格レベルに達するための道筋を見出す。
(6)合格レベルにある程度達している場合は、参考書を再読し、漏れのある部分を自分ノートに付け足す。合格レベルに達していない場合は、予想問題集を購入して解き、間違った内容を自分ノートに付け足す。
(7)試験当日に自分ノートだけを電車や試験会場で見直し、「自分に解けない問題は誰も解けない」と呪文をかける。