マイ・マネージメント⑧

前回は、「売上を活用する」方法のリソース(ヒト)最大化について記載しましたが、「売上を活用する」方法のリソース(モノ、カネ)最大化について記載します。

「売上を活用する」上でリソース(モノ、カネ)最大化を図るには、成長曲線に合わせた投資をすることです。

弁理士法人の「モノ」は、オフィス環境(勤務スペース、パソコン等の電子機器、ソフトウェア等の通信関係)です。勤務スペースは、従業員の人数に応じて最適な面積を計算し、出張も多いことから交通利便性の良い立地を考慮して探します。ちょうどよい広さのオフィスを見つけることは難しいですが、1年後にはもう一人採用するという目標をもってアンテナを張り続けています。パソコンは従業員の人数+予備2台(壊れた時の予備)で十分ですし、ソフトウェアは実際に業務に使用するアプリケーションを都度サブスク契約しています。全く使わないソフトウェアを長期契約しても負の遺産にしかなりませんので、サブスク契約を選択して契約変更できる状態にすることも重要です。

弁理士法人の「カネ」は、いかに自己資金のみで経営できるようにするかです。今のところは借金なく事務所を経営できていますが、近い将来、一時的に大きな支出を伴うことも考えられることから、銀行から融資を受けるための勉強、準備もしています。また、最終手段として、親族から資金を借りることも覚悟していますが、1人弁理士法人は自己資金のみで経営できることが、「身の丈に合った成長を図る」ことだと考えています。

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