商標
商標類否判断事例NO.19新着!!

「VENTURE」の文字を標準文字として、第25類「被服」その他を指定商品とした本件商標は、引用商標と類似であるとして拒絶審決され、審決取消訴訟で非類似と判断された事例を紹介します(令和5年(行ケ)第10063号 審決取 […]

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特許
実施可能要件新着!!

特許法第36条第4項第1号には、明細書に当業者が実施できる程度に発明を記載しなければならない規定(実施可能要件)がありまして、これに違反すると拒絶理由、無効理由となっています。実施可能要件は、発明の詳細な説明の記載及び出 […]

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商標
先使用権(商標)の周知性新着!!

商標法第32条には、先使用権と呼ばれる規定があり、他人の商標登録出願前に使用しており、周知性の要件等を満たしていれば、他人の登録商標を使用することができます。今回は、周知性の要件を満たしていないとして、先使用権が否定され […]

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商標
識別力が否定された事例NO.21新着!!

登録商標について商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして非侵害と判決された侵害訴訟事件を紹介します(令和4年(ワ)第9818号 商標権侵害差止等請求事件)。「熱中対策応急キット」の文字を標準文字として、第18類 「ポ […]

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特許
用語の解釈新着!!

特許侵害訴訟では、特許請求の範囲の用語の解釈について争うことが良く起こります。今回は、「ともに」が、「ひとつになって」の意味か、「同時に」の意味かの争いとなった侵害訴訟事件を紹介します(令和3年(ワ)第18262号 損害 […]

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商標
識別力が否定された事例NO.20

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された審決取消請求事件を紹介します(令和5年(行ケ)第10083号 審決取消請求事件)。指定商品を第9類「電気スイッチ」とする商品の形状についての […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.23

「瓦」について、登録意匠と引用意匠は似ていると思いますか?答えは似ている(類似)と判決されました(令和5年(行ケ)第10066号 審決取消請求事件)。共通点(従来の意匠に見られなかった新規の創作に係る本件コの字模様)が要 […]

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著作権
翻案権

著作権侵害でよく出てくる複製権は著作物をそのままの形で利用するものですが、翻案権は著作物を用いて新たな著作物を創作する権利です。この翻案権に基づいて創作された著作物を二次的著作物といいます(著作権法2条1項11号)。今回 […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.22

新規性喪失の例外手続きにおいて、最初に公開した意匠と後に公開した意匠とが同じであれば、最初に公開した意匠のみ証明書に記載すればよいこととなっています。物品名「バッグ」について、引用意匠と新規性喪失の例外手続きの証明書記載 […]

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特許
技術分野の相違

引用発明に他の刊行物に記載の技術的事項を適用する際、技術分野が同一である必要があります。今回は、無効審判で有効と審決された案件で、審決取消訴訟でも有効が維持された事件を紹介します(令和5年(行ケ)第10044号 審決取消 […]

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