特許
他社特許への対策

競合他社が権利範囲の広い特許を出願したとき、自社開発に影響が及びます。そこで、他社特許の権利範囲を狭めたいときに取り得る方法として、審査段階では情報提供、特許となって公報が発行されてから6か月以内であれば異議申立て、それ […]

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特許
出願援助制度

日本弁理士会では、特許出願等に要する費用の一部を援助する特許出願等援助制度を設けています。中小企業であれば、設立から7年以内であって、直近の年間純利益が500万円を超えない、又は設立から7年を超え、かつ直近の年間純利益が […]

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特許
技術上のノウハウ保護

営業秘密として技術上のノウハウを保護するためには、有用性、秘密管理性、非公知性の3要件が必要です。また、情報漏洩等で実際に争いになったときには、この3要件に加えて、その技術情報が、いつ成立し、どのような内容かを特定して記 […]

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事務所
準備万端

弁理士法人の知名度の低さなのか海外送金が多い弁理士という仕事にも関わらず、銀行審査に時間がかかりました。やっと海外送金が可能な状態となったので、これで弁理士法人として必要な手続きは全てできる状態となりました。 というわけ […]

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意匠
かばんの登録意匠が登録商標によって無効となった事件

意匠法5条2号には、他人の業務に係る物品と混同を生ずるおそれがある意匠について意匠登録を受けられない旨の規定があります。「他人の業務に係る物品と混同を生ずるおそれがある意匠」には、例えば、外観形態に、需要者に対して他人の […]

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商標
結合商標が品質表示ではない事例

商標法第3条1項3号の規定により、商品の品質又は役務の質を普通に用いられる方法で表示する場合に拒絶理由となります。異議申し立てを受けて、維持決定された結合商標の事例を紹介します。 本件商標は、「診断マーケティング」の文字 […]

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特許
特許用語

特許請求の範囲には、特許用語と言われる難解な単語が頻繁に使用されます。例えば、嵌合や係合など、12年前に特許事務所に転職した際、戸惑いを感じました。ですので、まず最初に購入した書籍は、特許用語集でした。 特許用語は、部材 […]

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不正競争防止法
商品等表示の周知性

不正競争防止法第2条第1項第1号の商品等表示には、周知性の要件が必要となります。「神棚板及び神具セット」の商品等表示(商品の形態)が周知であるか否かが争われた事件(令和 4年 (ワ) 70009号 不正競争行為差止等請求 […]

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商標
商標類否判断事例

商標同士の類比判断は、外観・称呼・観念および取引者、需要者に与える印象、記憶、連想等を総合して全体的に考察する点を以前お伝えしました。具体的な当て嵌め事例を紹介します。 本件商標「アミューズメントフィットネスクラブ」 V […]

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意匠
意匠図面

出願当初の願書の記載及び願書に添付した図面等から具体的な一の意匠の内容を直接的に導き出せない場合、意匠法第3条第1項柱書に規定する工業上利用することができる意匠に該当せず、無効理由となります。 下記リンクの無効審決では、 […]

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