不正競争防止法
不正競争防止法(周知又は著名な商品等表示)

商標登録していない場合でも、周知又は著名な商品等表示をしているものに対して不正競争防止法第2条第1項第1号(周知+誤認混同)又は第2条第1項第2号(著名)である表示を勝手に使用すると、不正競争にあたる判決を紹介します。 […]

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特許
特許で引例同士を組み合わせる動機付け

特許異議申し立てで取消決定がなされた後、知財高裁でこの決定が取り消され、特許が維持されました。 判決の要旨は下記の通りですが、引用文献同士を組み合わせる動機付けがあると証明するためには、組み合わせる引用文献同士の技術分野 […]

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その他
弁理士ナビ

日本全国の弁理士を探せる弁理士ナビというツールがあります。連休を挟んだため掲載遅れましたが、弊所もアップロードされました。私は、主たる事務所は弁理士法人NT、従たる事務所は弁理士法人R&Cです。

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商標
商標類否判断

自分の屋号や商品、サービスが他人の登録商標に抵触しているかで、必ず引用される判例について紹介します。弁理士試験の受験者は、2行〜3行で要約して記憶下さい。 商標の類否は、対比される商標が同一又は類似の商品又は役務に使用さ […]

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商標
自他役務識別機能

商標法第3条第1項第6号には、需要者が何人かの業務に係る役務であることを認識することができない商標は登録を受けることができない規定があります。この点が争点となって商標登録できた不服審決を紹介します。 審決では、輸送に関す […]

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その他
AIが急激な進化を続ける今やること

現在、生成AIが目まぐるしく進化しています。GoogleはGemini 1.5 proの新機能を発表し、OpenAIはGPT-4oを発表するなど、自然言語だけでなく画像など様々なコンテンツを入力して、答えを返してくれる時 […]

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商標
不使用取消審判

商標法第50条には、登録商標を日本国内で継続して3年以上使用していない場合は、不使用取消審判を請求できる規定があります。「アリストン」の標準文字からなる登録商標の第一類「工業用洗剤」からなる指定商品が取り消された事件を紹 […]

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著作権
悪意のある匿名投稿

SNS上で他人の著作物を勝手に用いて、第三者を揶揄する匿名投稿が社会問題となっています。こういった場合、発信者を特定しなければ次のアクションに移せませんが、通信事業者は簡単に開示してくれません。 そこで、発信者情報開示請 […]

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特許
特許を受ける権利

特許法第29条第1項柱書により、発明を完成させた自然人に特許を受ける権利が原始的に帰属します。 職務発明の場合、特許法第35条第3項により「契約、勤務規則その他の定めにおいてあらかじめ使用者等に特許を受ける権利を取得させ […]

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意匠
出願変更(特許⇒意匠)に伴う新規性喪失の例外

新規性喪失の例外適用を受けた特許出願(特願2017-118407)を分割し、その分割した特許出願を意匠登録出願(意願2020-2824)に変更した事件です。特許出願をした後、意匠についても権利を取得したいときに認められて […]

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