著作権
著作者人格権

著作者人格権には、公表権、氏名表示権、同一性保持権があります。このうち同一性保持権が争われた事件を紹介します。 同一性保持権を侵害する行為とは、他人の著作物における表現形式上の本質的な特徴を維持しつつその外面的な表現形式 […]

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事務所
起業する方へ

ベンチャー企業を設立するときには、技術力をPRし、資金を集め、社会的信用を得る必要があります。そこで必要となるのが、知的財産権(特許等)です。知的財産の専門家である弁理士を派遣するなど、スタートアップ向け情報サイトがあり […]

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特許
数値限定発明

数値限定発明は、特許請求の範囲に記載された特定の構成要件について、数値範囲を定めるものです。無効審判で有効とされた発明の審決取消訴訟事件で、無効判決が出た事件(令和 6年 (行ケ) 10002号 審決取消請求事件)を紹介 […]

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その他
パテントコンテスト 続編

以前、パテントコンテストを紹介しました。コンテストに入賞すると、指導弁理士が付いて無料で特許出願をすることができます。 令和3年度は、独立行政法人工業所有権情報・研修館 理事長賞を受賞した、「包丁安全器具」 令和4年度は […]

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その他
知財授業

日本弁理士会関西会の知財支援・普及委員会では、小学校、中学校、高校単位で知財授業をしています。私も委員として4年ほど講師として担当しています。 どんな授業かと言いますと、演劇や工作授業を行い、弁理士の仕事や知的財産につい […]

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意匠
創作非容易性(意匠)

意匠法第3条第2項には、当業者が容易に創作できた意匠(創作容易)は登録を受けられない旨の規定があります。複数の公知意匠を組み合わせて本願意匠を容易に創作できるか否かが問題となります。携帯電話を指等をひっかけて保持する携帯 […]

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商標
造語であることの主張

商標出願した造語を用いた標準文字の一部が一般用語であり、他の一部が特殊な用語である場合、特殊な用語の引用商標によって拒絶されないためには、結合商標の造語として取引者・需要者が認識する旨の主張が必要です。 以下にその一例を […]

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その他
コーヒーブレイク

4月から平日は1日1回専門的なブログを書き続けたので、ここでコーヒーブレイクします。 週に2回ほど弁理士法人R&Cの協力弁理士として東京で勤務しているのですが、休日、青山霊園近くのレストランに友人とランチに行きま […]

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特許
損害賠償額の推定

特許法第102条第2項は、侵害額を侵害者の侵害行為による利益額と推定する規定であり、この推定を覆滅(推定覆滅部分)する事由の一つとして認められる被告の営業努力とは、通常の範囲を超える格別の工夫や営業努力をいうとされていま […]

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特許
ChatGPTを用いて文献調査を行いました

前々回・前回の続編です。今回は、ChatGPTが作成した特許請求の範囲・実施形態に基づいて、文献調査をしてもらいました。1と3、2と4はアメリカと中国に出されているファミリー特許でしたので、実質的に2件の特許公報を抽出し […]

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