2024年5月

商標
商標類否判断

自分の屋号や商品、サービスが他人の登録商標に抵触しているかで、必ず引用される判例について紹介します。弁理士試験の受験者は、2行〜3行で要約して記憶下さい。 商標の類否は、対比される商標が同一又は類似の商品又は役務に使用さ […]

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商標
自他役務識別機能

商標法第3条第1項第6号には、需要者が何人かの業務に係る役務であることを認識することができない商標は登録を受けることができない規定があります。この点が争点となって商標登録できた不服審決を紹介します。 審決では、輸送に関す […]

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その他
AIが急激な進化を続ける今やること

現在、生成AIが目まぐるしく進化しています。GoogleはGemini 1.5 proの新機能を発表し、OpenAIはGPT-4oを発表するなど、自然言語だけでなく画像など様々なコンテンツを入力して、答えを返してくれる時 […]

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商標
不使用取消審判

商標法第50条には、登録商標を日本国内で継続して3年以上使用していない場合は、不使用取消審判を請求できる規定があります。「アリストン」の標準文字からなる登録商標の第一類「工業用洗剤」からなる指定商品が取り消された事件を紹 […]

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著作権
悪意のある匿名投稿

SNS上で他人の著作物を勝手に用いて、第三者を揶揄する匿名投稿が社会問題となっています。こういった場合、発信者を特定しなければ次のアクションに移せませんが、通信事業者は簡単に開示してくれません。 そこで、発信者情報開示請 […]

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特許
特許を受ける権利

特許法第29条第1項柱書により、発明を完成させた自然人に特許を受ける権利が原始的に帰属します。 職務発明の場合、特許法第35条第3項により「契約、勤務規則その他の定めにおいてあらかじめ使用者等に特許を受ける権利を取得させ […]

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意匠
出願変更(特許⇒意匠)に伴う新規性喪失の例外

新規性喪失の例外適用を受けた特許出願(特願2017-118407)を分割し、その分割した特許出願を意匠登録出願(意願2020-2824)に変更した事件です。特許出願をした後、意匠についても権利を取得したいときに認められて […]

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特許
外国出願補助金

以前のブログで外国出願する方法について述べました。今回は、中小企業向け外国出願補助金についてご紹介します。 JETROでは、外国出願に際し半額を補助する制度があります。また、各自治体ごとに補助金制度があります。外国に特許 […]

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事務所
開業1カ月の振り返り

気が付けば開業1カ月が経ちました。法人を立ち上げるためには沢山の手続きがあり、手戻りもありましたがそろそろ弁理士ナビに登録される頃だと思います。色々苦労しましたが、一番時間を費やしたのがシステム関係でした。 特にoffi […]

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商標
普通に用いられる方法で表示する標章

商標法第3条第1項第3号の規定にある「商品の品質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標」は、商標登録が認められません。 登録第6553639号商標の商標登録に対する登録異議の申立て事件で、「サーフィン用ウェ […]

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