2025年1月

著作権
映画の字幕

映画の字幕には、翻訳者の氏名が表示されることが一般的です。今回は、翻訳者の氏名表示権や翻訳内容の同一性保持権が争われた著作権侵害事件を紹介します(令和 6年 (ネ) 10054号 損害賠償請求控訴事件)。字幕の翻訳者の氏 […]

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意匠
泡の動的意匠

開蓋時における容器及び容器内の発泡性飲料の起泡の形状等まで、その変化の前後にわたる「容器入り飲料」の形状等について、意匠法第6条第4項に規定される動的意匠として意匠登録が認められなかった審決取消訴訟を紹介します(令和 6 […]

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商標
識別力が否定された事例NO9

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された事例3件を紹介します。ここまで不成立になると、識別力が無いとして拒絶査定されると不服審判請求をしても意味がない気がします。 (1)「The […]

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商標
識別力が否定された事例NO8

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された事例3件を紹介します。不服審判請求をしても識別力が無いと判断されることが多いです。 (1)「換気ライト」の文字を標準文字として第11類「家庭 […]

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著作権
プログラムの著作物

プログラムの著作物として認められなかった判決を紹介します(令和 6年 (ワ) 70189号 損害賠償請求事件)。著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであるから、思想、感 情若しくはアイデア、事実若しくは事件など […]

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商標
何人かの業務に係る商品等を認識できない商標

商標法第3条第1項第6号では「需要者が何人かの業務に係る商品又は役務であることを認識することができない商標」は登録できない旨の規定があります。この条項が適用されて拒絶され、拒絶査定不服審判でも覆らなかった事例を紹介します […]

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その他
知財実務オンライン

日本橋知的財産総合事務所の代表弁理士加島先生が運営する知的実務オンライン3月13日(木)18時半~20時に出演します。この知財実務オンラインは200回を超えるユーチューブ配信をされており、ここまで継続している加島先生には […]

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商標
商標類否判断事例NO.6

上の本願商標と下の引用商標が類似であるとして異議申し立てがなされ、非類似と維持決定された事例を紹介します。ロゴ商標(指定商品第18類「財布,旅行用衣服かばん,旅行用トランク,皮革,傘,バックパック,買い物袋,ブリーフケー […]

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商標
ボローニャ

下記ロゴ商標について第29類「Meat,namely,bologna.」を指定商品として国際商標登録出願され、設定登録後、異議申し立てが行われた事件を紹介します。 「MORTADELLA BOLOGNA」の欧文字からなり […]

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その他
日本弁理士会 賀詞交歓会

1月16日(金)ホテルオークラで開催された日本弁理士会の賀詞交歓会に出席してきました。500人を超える関係者(政治家、特許庁、日本弁理士会等)が参加しており、盛大な新年イベントです。今年は大阪万博が開催されるということで […]

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