2025年3月
類否判断を考えてみましょうNO.14
左(上)の「センサモジュール」(本件意匠)と、右(下)の「センサモジュール」(引用意匠)を組み合わせたものとは似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。センサモジュールの空気孔の相違点が要部である […]
類否判断を考えてみましょうNO.13
左(上)の「マッサージ器」(本件意匠)と、右(下)の「マッサージ器」(引用意匠)とは似ていると思いますか?答えは似ている(類似)と審決されました。マッサージ器は種々販売されており、模倣品も多数見受けられることから、興味深 […]
商標類否判断事例NO.12
商標権侵害差止請求事件で沢山の商標類否判断がなされた事例を紹介します(令和 4年 (ワ) 11316号 商標権侵害差止等請求事件)。原告商標1と被告標章5は類似するが、その他は類似しないと判断されています。外観の類似性に […]
識別力が否定された事例NO.10
拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された不服審判請求事例2件を紹介します。相変わらず識別力の判断が厳しいです。 (1)「土の職人が選んだ」の文字を標準文字で表してなり、第1類「土壌 […]
知財実務オンラインに出演します
加島先生と押谷先生が運営している知財実務オンラインに出演します。日時は、3月13日(木)18時30分~20時、タイトルは、「特許事務所での新人育成方法と特許実務の効率化方法」です。 風呂敷を広げすぎた感がありますが、自由 […]
識別力が肯定された事例NO4
識別力が無いとして商標登録無効審判が請求され、識別力があるとして有効審決が出された事例を紹介します。登録商標の各用語を結合した意味合いが漠然としているため、識別力があると判断されています。 ・「アニマルコミュニケーション […]
特許無効審判における技術的意義
特許無効審判は当事者対立構造を取りますので、特許権者A社 VS 特許を潰したいB社との争いとなります。このため、侵害訴訟と並行して無効審判を請求することが多いです。今回は、電子マネー送金方法の特許請求の範囲に記載された用 […]
商標類否判断事例NO.11
ロゴ商標で、第35類「経営に関するコンサルティン グ並びにこれらに関する情報の提供、経営の診断又は経営に関する助言、事業の管理、市場調査又は分析」、第41類「セミナーの企画・運営又は開催」を指定役務とした本願商標が、拒絶 […]