2025年4月

商標
識別力が肯定された事例NO6新着!!

今回も、拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力があるとして拒絶査定が覆された貴重な審決事例を紹介します。識別力がないという審決が多い中、指定商品との関係で取引上一般的に使用されている用語ではないとして識別力を […]

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著作権
デザインの著作物新着!!

デザインは、制作者の個性が表れたものであって「思想又は感情を創作的に表現したもの」、かつ、「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と認められれば、「著作物」に該当します。今回は、デザイン著作物の複製権を侵害したとし […]

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商標
識別力が否定された事例NO.11新着!!

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された不服審判請求事例2件を紹介します。相変わらず識別力の判断が厳しいです。 (1)「ヘアケアキャップ」の文字を標準文字で表してなり、第25類「洋 […]

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商標
識別力が肯定された事例NO5新着!!

識別力がないとして拒絶査定されて審決で維持される事例が相次いでいますが、拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力があるとして拒絶査定が覆された審決事例を紹介します。識別力がないという審決が多い中、造語であるとし […]

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特許
技術常識新着!!

拒絶理由通知において、「~する点は技術常識である」という文言を見かけますが、通常は技術常識である根拠を示す必要があります。今回は、車両の発明である引用発明を、ドローンの発明である本願発明とすることが技術常識ではなく、困難 […]

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商標
商標の識別力

商標法第3条第1項第3号に基づいて識別力がないとして商標登録が拒絶査定、拒絶審決がなされ、審決取消訴訟でも識別力がないと判決された事件を紹介します(令和 6年 (行ケ) 10088号 審決取消請求事件)。 (要旨)本願商 […]

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不正競争防止法
名誉棄損

よく名誉棄損で訴えるという事件がありますが、この名誉棄損で訴える法的根拠の一つとして、不正競争防止法2条1項21号では、「競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は流布する行為」を不正競争と定義して […]

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特許
阻害要因

特許の審査基準において、進歩性が肯定される要素の一つとして、「副引用発明を主引用発明に適用することを阻害する事情があること」(阻害要因)があります。この阻害要因があることにより、当業者が請求項に係る発明に容易に想到できた […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.17

今回も審査基準に沿った当て嵌め事例を紹介します。上の「靴下」(本件意匠)と、下の「靴下」(引用意匠)とは似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。 (当て嵌め) (1) 共通点両意匠は、基本的構成 […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.16

今回も審査基準に沿った当て嵌め事例を紹介します。左(上)の「身体鍛錬器具」(本件意匠)と、右(下)の「身体鍛錬器具」(引用意匠)とは似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。 (当て嵌め) (1) […]

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