2025年4月

事務所
法人2期目1か月を終えて

4月30日で2期目の1か月を終えます。1期目の4月は、法人設立手続き、法人の中長期計画の検討、慣れない総務事務作業などでほとんど弁理士業務をしていなかった記憶ですが、2期目の4月は、1期目の勢いを維持した状態で良いスター […]

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特許
切込みの意義

特許発明の技術的範囲は、願書に添付された特許請求の範囲の記載に基づいて定めなければならず(特許法70条1項)、願書に添付した明細書の記載及び図面を考慮して、特許請求の範囲に記載された用語の意義を解釈するものとされています […]

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商標
識別力が肯定された事例NO7

今回も、拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力があるとして拒絶査定が覆された貴重な審決事例を紹介します。識別力がないという審決が多い中、指定役務との関係で役務の質を表示したものと認識されないとして識別力を認め […]

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商標
識別力が肯定された事例NO6

今回も、拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力があるとして拒絶査定が覆された貴重な審決事例を紹介します。識別力がないという審決が多い中、指定商品との関係で取引上一般的に使用されている用語ではないとして識別力を […]

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著作権
デザインの著作物

デザインは、制作者の個性が表れたものであって「思想又は感情を創作的に表現したもの」、かつ、「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と認められれば、「著作物」に該当します。今回は、デザイン著作物の複製権を侵害したとし […]

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商標
識別力が否定された事例NO.11

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された不服審判請求事例2件を紹介します。相変わらず識別力の判断が厳しいです。 (1)「ヘアケアキャップ」の文字を標準文字で表してなり、第25類「洋 […]

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商標
識別力が肯定された事例NO5

識別力がないとして拒絶査定されて審決で維持される事例が相次いでいますが、拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力があるとして拒絶査定が覆された審決事例を紹介します。識別力がないという審決が多い中、造語であるとし […]

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特許
技術常識

拒絶理由通知において、「~する点は技術常識である」という文言を見かけますが、通常は技術常識である根拠を示す必要があります。今回は、車両の発明である引用発明を、ドローンの発明である本願発明とすることが技術常識ではなく、困難 […]

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商標
商標の識別力

商標法第3条第1項第3号に基づいて識別力がないとして商標登録が拒絶査定、拒絶審決がなされ、審決取消訴訟でも識別力がないと判決された事件を紹介します(令和 6年 (行ケ) 10088号 審決取消請求事件)。 (要旨)本願商 […]

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不正競争防止法
名誉棄損

よく名誉棄損で訴えるという事件がありますが、この名誉棄損で訴える法的根拠の一つとして、不正競争防止法2条1項21号では、「競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は流布する行為」を不正競争と定義して […]

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