2025年7月

未分類
パテントコンテストの記事新着!!

一昨年のパテントコンテストに入賞した大阪府立東淀工業高等学校発の発明「苔玉スタンド」が、prtimesに掲載されました。私が一昨年指導弁理士として関与した作品が記事になったこと、光栄です。 パテントコンテストに応募して狭 […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.20新着!!

「生活雑貨などの家庭用品を収納する容器」について、原告登録意匠と被告意匠は似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。上辺の相違点が要部であると認定されています(令和6年(ネ)第10086号 意匠権 […]

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特許
確認の訴え新着!!

「損害賠償請求権が存在しないことの確認の訴え」の確認判決を得るためには、確認の利益が必要となります。この確認の利益は、「当事者の有する権利又は法律上の地位の不安、危険を除去するために必要かつ適切である場合に限り認められる […]

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特許
明細書の参酌新着!!

特許法70条2項には、特許請求の範囲の用語の解釈には、明細書等を参酌することができる旨の記載があります。ただし、基本的には特許請求の範囲の記載で判断して、正しく技術的意義を解釈する際に特許法70条2項が適用されます。今回 […]

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その他
肖像権

肖像権とは、自分の顔や姿態を無断で撮影されたり、公表されたりしない権利のことです。 これは明文化されていないものの、判例によって確立された権利でして、肖像権は、個人のプライバシーを保護するために重要な役割を果たしています […]

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商標
商標の冒認出願

商標登録出願は、特許出願の「特許を受ける権利」のように、「商標登録を受ける権利」といったものが存在しません。ですので、真正な登録名義の回復を原因とする移転登録手続請求権といったものがないと判決された事件を紹介します(令和 […]

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特許
新規事項の追加

特許請求の範囲を補正するとき、明細書及び図面の記載から一義的に理解できる内容であれば、新規事項の追加にあたらないとして認められます。今回は、「閉システム」という補正が明細書及び図面の記載から認められ、進歩性が肯定された事 […]

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商標
識別力が否定された事例NO.13

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された審決取消請求事件を紹介します(令和7年(行ケ)第10004号 審決取消請求事件)。「広く一般的に使用されている業界用語」+「普通名称」を結合 […]

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特許
均等侵害第1要件

前回は、均等侵害第5要件にて均等侵害が否定された事件を紹介しましたが、今回は、適用されることの多い、均等侵害第1要件にて均等侵害が否定された事件を紹介します(令和7年(ネ)第10005号 特許権侵害排除等請求兼損害賠償等 […]

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特許
均等侵害第5要件

直接侵害が成立しない場合、予備的主張として均等侵害があります。その要件は下記の通りですが、第5要件(意識的除外)が適用されて非侵害となった事件を紹介します(令和6年(ネ)第10068号 損害賠償請求控訴事件)。意見書で引 […]

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