2025年8月
分離観察(商標)新着!!
結合商標の図形部分とも自分を分離して観察することが取引上不自然でないとして、文字部分のみで類否判断された事件を紹介します(令和6年(行ケ)第10107号 審決取消請求事件)。 複数の構成部分を組み合わせた結合商標と解され […]
クレームにおける「又は」の記載新着!!
特許請求の範囲に「又は」と記載して、少なくともいずれか一方の判断が行われた場合と記載した場合、両方の判断ができる機構を備える必要があるのか否かが争われた事件を紹介します(令和6年(ネ)第10084号 損害賠償請求控訴事件 […]
部屋の消臭方法新着!!
「故人及び/又は動物の放置された部屋の消臭方法」とする特許権(特許第6889954号)を侵害するか否かが争われた事件を紹介します(令和7年(ネ)第10008号 特許権侵害差止等請求控訴事件)。方法特許ではその使用行為(特 […]
長期休暇の意義新着!!
昨年4月から独立開業して大型連休を取得することなく、毎日少しずつでも仕事を進めてきました。おおよそ1年半が経過しようとしている中、事務所の進む方向性が確立されたことから9日間全く仕事をしない長期休暇を取得しました。その理 […]
識別力が否定された事例NO.15
拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された審決取消請求事件を紹介します(令和6年(行ケ)第10103号 審決取消請求事件)。結合商標として判断した結果、産地及び品質を同じくするような […]
識別力が否定された事例NO.14
拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された審決取消請求事件を紹介します(令和7年(行ケ)第10025号 審決取消請求事件)。役務の提供の場所及び役務の質(内容)を表示記述するものと一 […]
指定商品・指定役務の類否判断
商標法4条1項11号は、先願の他人の登録商標と同一又は類似であって、指定商品若しくは指定役務が同一又は類似である商標は登録しない旨の規定です。この指定商品・役務の類否判断にあたって、指定商品や指定役務自体が誤認混同するか […]
開業2期目4ヶ月を終えて
開業2期目は事務所安定化に向けた動きをしています。特に、従業員の給与アップや立替金の確保に備えて、キャッシュフローが大切になります。 外国出願の場合は各国特許庁への印紙代だけでもかなりの額になります。この辺も緻密に計算し […]