2025年12月

商標
商標的使用新着!!

不使用取消審判における「使用」には商標的使用であることを要するとの解釈が一般的です。今回は、「ROG」を標準文字として、第25類 「子供服等」を指定商品とした登録商標の不使用が争われた審決取消訴訟事件を紹介します(令和7 […]

続きを読む
その他
令和7年度パテントコンテスト新着!!

私は日本弁理士会の知財支援センターパテントコンテスト事業部長をしている関係上、今年度は審査委員として特許・意匠ともに30件の優秀作品を選定しました。毎年600件以上の作品から選ばれた30件の作品は、素晴らしいものばかりで […]

続きを読む
特許
均等第3要件新着!!

特許侵害訴訟事件において、文言侵害が成立しない場合に備えて、均等侵害を予備的に主張することが一般的です。今回は、均等5要件のうち第3要件(製造時容易想到性)が否定されて非侵害と判断された事例を紹介します(令和6年(ネ)第 […]

続きを読む
商標
指定商品役務の類否判断新着!!

指定商品役務の類比判断にあたり、商品と役務に同一又は類似の商標を使用する場合には、同一営業主の製造、販売又は提供に係る商品又は役務と誤認されるおそれがあると認められる関係があるか否かによって判断されます。本件指定役務中の […]

続きを読む
不正競争防止法
秘密管理性新着!!

不正競争防止法2条6項には、秘密として管理されている生産方法、販売方法その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であって、公然と知られていないものを「営業秘密」と定義しています。ですので営業秘密には、秘密管理性、有用 […]

続きを読む
特許
ふるさと納税事件

特許請求の範囲の記載について、明細書等の記載から有償の売買契約に限定されるとして、ふるさと納税システムが非侵害であると認定された特許侵害差止等請求控訴事件を紹介します(令和7年(ネ)第10046号 特許侵害差止等請求控訴 […]

続きを読む
特許
特許用語「圧着」

特許明細書では「圧着」という用語が用いられることがあります。この「圧着」は、加圧を利用してさまざまな材料を接合する手法であり、「圧迫」と「接着」の造語であると思われます。今回は、圧着の用語が不明確であることを争点の一つと […]

続きを読む
商標
商標類判断事例NO.24

「新世界ジーンズ」を標準文字としてを第25類「ジーンズ製被服」を指定商品とした本件商標は、引用商標と類似であるとして拒絶審決され、審決取消訴訟でも類似と判断された事例を紹介します(令和7年(行ケ)第10068号 審決取消 […]

続きを読む
商標
商標類判断事例NO.23

「Cosmetic Museum」を標準文字として第3類 「口臭用消臭剤、動物用防臭剤、せっけん類、歯磨き、入浴剤(医療用のものを除く。)、化粧品、香料、薫料、つけづめ、つけまつ毛」を指定商品とした本件商標は、引用商標と […]

続きを読む
意匠
類否判断を考えてみましょうNO.25

「カッター付グラップルバケット」について、本願意匠と引用意匠は似ていると思いますか?答えは似ている(類似)と判決されました(令和7年(行ケ)第10029号 審決取消請求事件)。非類似と判断される事例が多い中で、類似と判断 […]

続きを読む