会務活動NO6

会務活動特集の最後の締めくくりとして、日本弁理士会が積極的な知財普及活動について説明します。私は現在、本会の知的財産支援センターと関西会の知財普及・支援委員会に所属しています。

本会の知的財産支援センターでは、小中学生、高校生、高専生、大学生を対象に知的財産制度を説明するセミナーを実施したり、高校生、高専生、大学生を対象にパテント、デザインコンテストを運営したりしています。関西会の知財支援・普及委員会では、関西の小中学生、高校生を対象に知財授業や工作授業を行っています。

パテントコンテスト・デザインパテントコンテストでは、授業の一環として取り組んでいる学校もあり、高校生、高専生、大学生のアイデアを募集し、入賞者には特許出願又は意匠出願を無料で体験してもらうというものです。3月には表彰式が東京で開催され、入賞者は招待されますので、地方の学生さんにとっては貴重な東京旅行となります。

このように、日本の将来を担う若者に難解な知的財産について勉強してもらい、弁理士を「なりたい職業」の候補に入れてもらいたいという気持ちで草の根活動をしています。また、私にとっても若者の考え方や柔軟な発想力に触れ、日々刺激を受けています。

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