意匠

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創作非容易性(意匠)

意匠法第3条第2項には、当業者が容易に創作できた意匠(創作容易)は登録を受けられない旨の規定があります。複数の公知意匠を組み合わせて本願意匠を容易に創作できるか否かが問題となります。携帯電話を指等をひっかけて保持する携帯 […]

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傘立ての意匠

意匠の類比判断で非類似と判断された事例です。目につきやすい場所や使い勝手の面で非類似と判断されています。単に形状が異なるという点だけでなく、使いやすさに影響を与える造形的特徴という反論が有効であると思います。 相違点(ア […]

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動的意匠

PayPayのカード表示部が上下動する動的意匠の非創作容易性が認められて登録審決が出された事件です。同様のデザインであっても、動的意匠として保護を受けることができるという事例です。 (審決理由要旨)本願意匠が意匠法第3条 […]

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かばんの登録意匠が登録商標によって無効となった事件

意匠法5条2号には、他人の業務に係る物品と混同を生ずるおそれがある意匠について意匠登録を受けられない旨の規定があります。「他人の業務に係る物品と混同を生ずるおそれがある意匠」には、例えば、外観形態に、需要者に対して他人の […]

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意匠図面

出願当初の願書の記載及び願書に添付した図面等から具体的な一の意匠の内容を直接的に導き出せない場合、意匠法第3条第1項柱書に規定する工業上利用することができる意匠に該当せず、無効理由となります。 下記リンクの無効審決では、 […]

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出願変更(特許⇒意匠)に伴う新規性喪失の例外

新規性喪失の例外適用を受けた特許出願(特願2017-118407)を分割し、その分割した特許出願を意匠登録出願(意願2020-2824)に変更した事件です。特許出願をした後、意匠についても権利を取得したいときに認められて […]

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パテントコンテスト

パテントコンテストとは、日本の次世代を担う若い高校生、高等専門学校生、大学生、専修学校生及び大学校生の皆さんが、自ら考え出した発明又はデザイン(意匠)について応募し、優秀なものについては優秀賞(出願支援対象)として表彰す […]

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意匠法改正(新規性喪失の例外)2024年1月~

意匠法4条には新規性喪失の例外規定(自己が公開した意匠であっても公開日から1年以内であれば新規性を喪失しない例外規定)が設けられています。このうち、出願から30日以内に自ら公開したことを証明する証明書を、自己が公開したす […]

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