2024-07-16
商標の類否判断において、外観・称呼・観念が比較検討されます。「Bit of Apple」が「Apple」の著名商標と非類似と判断された異議申し立て事件を紹介します。下記の通り、外観・称呼・観念がいずれも相違するとされてい […]
2024-07-11
世界遺産として登録された遺跡を認識させる商標は、商標法第4条第1項第7号の公序良俗違反として拒絶されます。「LE MONT CARMEL」の欧文字を標準文字で表した商標が拒絶されましたが、不服審判で登録になった事件を紹介 […]
2024-06-21
商標出願した造語を用いた標準文字の一部が一般用語であり、他の一部が特殊な用語である場合、特殊な用語の引用商標によって拒絶されないためには、結合商標の造語として取引者・需要者が認識する旨の主張が必要です。 以下にその一例を […]
2024-06-12
商標法第4条第1項第7号には、「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれ」のある商標は登録が認められない旨の規定があります。「大阪商工団体連合会」の加盟団体である「高槻民主商工会」(高槻民商)の会長が「高槻民商」の文字を標準 […]
2024-05-30
商標法第3条1項3号の規定により、商品の品質又は役務の質を普通に用いられる方法で表示する場合に拒絶理由となります。異議申し立てを受けて、維持決定された結合商標の事例を紹介します。 本件商標は、「診断マーケティング」の文字 […]
2024-05-27
商標同士の類比判断は、外観・称呼・観念および取引者、需要者に与える印象、記憶、連想等を総合して全体的に考察する点を以前お伝えしました。具体的な当て嵌め事例を紹介します。 本件商標「アミューズメントフィットネスクラブ」 V […]
2024-05-23
商標法第43条の2には商標掲載公報の発行の日から2カ月以内に異議申し立てができます。「Reality Capture」からなる登録商標について、米国のEpic Games社が、その業務に係る商品「画像処理用コンピュータプ […]
2024-05-17
自分の屋号や商品、サービスが他人の登録商標に抵触しているかで、必ず引用される判例について紹介します。弁理士試験の受験者は、2行〜3行で要約して記憶下さい。 商標の類否は、対比される商標が同一又は類似の商品又は役務に使用さ […]
2024-05-16
商標法第3条第1項第6号には、需要者が何人かの業務に係る役務であることを認識することができない商標は登録を受けることができない規定があります。この点が争点となって商標登録できた不服審決を紹介します。 審決では、輸送に関す […]
2024-05-14
商標法第50条には、登録商標を日本国内で継続して3年以上使用していない場合は、不使用取消審判を請求できる規定があります。「アリストン」の標準文字からなる登録商標の第一類「工業用洗剤」からなる指定商品が取り消された事件を紹 […]