特許
特許事務所での未経験者教育NO2
2024-12-04
前回、最初に指導された案件は拒絶理由対応だと記載しました。半年間ぐらいは、ひたすら拒絶理由対応をして、先輩方が書いた明細書の内容把握、拒絶理由書に記載された拒絶理由と引用文献の読み込み特訓です。読み込みをする場合、紙で印 […]
特許事務所での未経験者教育NO1
2024-12-03
私は、全く知財経験がない状態で弁理士資格を取得し、38歳で転職しました。そして12年間、弁理士法人R&Cでどのように教育を受けたか記載します。 まず最初に指導を受けたのは、拒絶理由通知に対する応答書面でした。応答書面の雛 […]
周知技術の適用(進歩性)
2024-11-13
特許不服審判の拒絶審決に対する審決取消訴訟で原告の請求が棄却された事件を紹介します(令和 5年 (行ケ) 10144号 審決取消請求事件)。審判で新たな拒絶理由が見つかった場合は拒絶理由通知を出さなければなりませんが、単 […]
特許請求の範囲の解釈
2024-10-25
特許法第70条第1項には、「特許発明の技術的範囲は、願書に添付した特許請求の範囲の記載に基づいて定めなければならない」と規定されていますので、侵害事件において特許請求の範囲の記載に基づいて対比判断されます。特許請求の範囲 […]
自然法則に反する発明
2024-10-22
発明とは自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なものと特許法第2条第1項に規定されています。エネルギー保存の法則に反するとして不服審判の拒絶審決を維持した事件を紹介します(令和 6年 (行ケ) 10014号 審決取 […]
進歩性の動機付けNO2
2024-10-18
無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟(令和 5年 (行ケ) 10143号 審決取消請求事件)を紹介します。引用発明の技術的意義を失わせる構成を本願発明が備えていれば、動機付けなしと判断される事例です。 このような上下 […]