2024-05-21
特許異議申し立てで取消決定がなされた後、知財高裁でこの決定が取り消され、特許が維持されました。 判決の要旨は下記の通りですが、引用文献同士を組み合わせる動機付けがあると証明するためには、組み合わせる引用文献同士の技術分野 […]
2024-05-10
特許法第29条第1項柱書により、発明を完成させた自然人に特許を受ける権利が原始的に帰属します。 職務発明の場合、特許法第35条第3項により「契約、勤務規則その他の定めにおいてあらかじめ使用者等に特許を受ける権利を取得させ […]
2024-05-09
新規性喪失の例外適用を受けた特許出願(特願2017-118407)を分割し、その分割した特許出願を意匠登録出願(意願2020-2824)に変更した事件です。特許出願をした後、意匠についても権利を取得したいときに認められて […]
2024-05-08
以前のブログで外国出願する方法について述べました。今回は、中小企業向け外国出願補助金についてご紹介します。 JETROでは、外国出願に際し半額を補助する制度があります。また、各自治体ごとに補助金制度があります。外国に特許 […]
2024-05-01
特許法第70条第1項には、「特許発明の技術的範囲は特許請求の範囲の記載に基づいて定められる」とありますので、特許権侵害か否かの判断には、特許請求の範囲に記載された構成要件毎に被告製品(イ号製品と言う)と対比します。すべて […]
2024-04-26
著作権法第114条第3項には、「著作権者、出版権者又は著作隣接権者は、故意又は過失によりその著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対し、その著作権、出版権又は著作隣接権の行使につき受けるべき金銭の額に相当する額を自己 […]
2024-04-19
属地主義の原則により、日本の特許権は日本でのみ効力がありますので、事業化を希望する国ごとに特許権を取得する必要があります。 外国特許出願をするためには、日本で特許出願した日から1年以内に諸外国に直接出願(パリ優先)するか […]
2024-04-16
パテントコンテストとは、日本の次世代を担う若い高校生、高等専門学校生、大学生、専修学校生及び大学校生の皆さんが、自ら考え出した発明又はデザイン(意匠)について応募し、優秀なものについては優秀賞(出願支援対象)として表彰す […]
2024-04-15
弊所の知的財産権ページの特許のポイントに、変形例の充実が重要と記載しています。令和 5年 (ワ) 3375号 特許権侵害差止等請求事件では、「庇板の開放された前端面に当接され前面が雨水を下方 へ導くガイド面となっている縦 […]
2024-04-08
2024年5月より、安全保障上の機微性が極めて高い特定技術分野については、特許出願を行った後、内閣府による保全審査にかかる可能性があります。特許出願の手続き上の影響は少ないと思われますが、保全指定されると、実施許可制や外 […]