2025-10-20
著作権侵害でよく出てくる複製権は著作物をそのままの形で利用するものですが、翻案権は著作物を用いて新たな著作物を創作する権利です。この翻案権に基づいて創作された著作物を二次的著作物といいます(著作権法2条1項11号)。今回 […]
2025-10-10
音楽ファイルの複製物にあたる音楽CDをビットトレントネットワークで流通させる行為をした者の情報の開示請求事件を紹介します(令和5年(ワ)第70486号 発信者情報開示請求事件)。複製した音楽CDを流通させる行為は、例えピ […]
2025-09-26
著作権法第10条第1項第8号には、写真の著作物が例示されています。ただ、すべての写真が著作物として認められるというわけではなく、思想又は感情を創作的に表現したものが対象となります。今回は、写真の著作物として認められた判決 […]
2025-09-17
「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」は、インターネット上での情報流通において、特定の役務提供者がどのように責任を負うかを明確にし、権利侵害が発生した場合の発信者情報の開示手続きを […]
2025-09-04
名誉毀損罪(刑法230条1項)が成立するには、公然性と同定可能性とが要求されます。今回は、著作権侵害が認められなかったが、名誉棄損罪が一部認められた事例を紹介します(令和7年(ネ)第10007号 著作権侵害差止等請求本訴 […]
2025-09-03
米国デジタルミレニアム著作権法DMCA512条には、「侵害主張の通知を受けた場合に、侵害に当たるとされる又は侵害行為の対象とされる当該素材を除去し又はアクセスを解10 除すべく速やかに対応すること。」との規定があります。 […]
2025-09-02
著作権法32条1項には、公表された著作物の引用利用が規定されています。今回は、引用利用にあたるか否かが争われ、主に、著作物の利用が引用利用に該当しないを判断された事例を紹介します(令和6年(ネ)第10075号 損害賠償請 […]
2025-08-19
SNSやホームページの背景画像やアイコンなどにフリー素材を活用することが多いと思います。今回はフリー素材と誤信して掲載した行為が過失に当たるとして、著作権侵害の不法行為が認められて事件を紹介します(令和6年(ワ)第550 […]
2025-07-29
職務著作とは、「法人等が自己の名義の下に公表するもの」です。この「法人等が自己の名義の下に公表するもの」とは、『著作物作成時に法人等の著作名義で公表することが予定されていればよく、実際に公表されたか否かには関わらない』と […]
2025-07-24
パソコン等で便利な機能、スクリーンショットがあります。スクリーンショットをしてSNS等で公開すると、著作権侵害になる可能性がありますので、注意しましょう。今回は、スクリーンショットをしてSNS等で公開した行為が著作権侵害 […]