会務活動NO5

今回は、日本弁理士会の会務活動について紹介します。日本弁理士会は、本会と9つの地域会(北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、四国、中国、九州)があって、現在、本会と関東会と関西会に所属しています。本会は知的財産に関する様々な委員会がありますが、まず、特許委員会に所属しました。

特許委員会では、所属弁理士が各部会に分かれて、特許制度に関する提言をまとめたり、判例を分析したりします。私は、特許制度の提言をまとめる第1部会に所属しました。ここでは、諸外国と比較し、日本の特許制度が不十分である点を整理しました。

特に、印象に残っているのは、新規性喪失の例外期間が出願日前6カ月だったのを、韓国や米国と同様に1年にすべきであると提言を纏めていたところ、特許法改正が行われたことです。次回は、現在行っている、日本弁理士会の知財普及活動について説明します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です