類否判断を考えてみましょうNO.10新着!!
下記の左の道路用ブロック(本件意匠)と、右の進入ブロック(引用意匠)は似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。概念図が示されている実用新案公開公報に基づいて無効を主張するハードルは高いことが分か […]
類否判断を考えてみましょうNO.9新着!!
下記の左のやすり(本件意匠)と、右のやすり(引用意匠)は似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。やすりのような実用的な物品に関して、「やすり面」や「やすり目」といった機能に関する部分は、類否判断 […]
類否判断を考えてみましょうNO.8新着!!
下記の左の瓦(本件意匠)と、右の瓦(引用意匠)は似ていると思いますか?答えは似ている(類似)と審決されました。需要者には施工業者・販売業者も含まれますが、背面形状は瓦の看者の注意を引かないと判断されています。 相違点1( […]
識別力が否定された事例NO7新着!!
拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された事例3件を紹介します。不服審判請求をしても識別力有りと判断されない事例が続出しています。 (1)「CHIANTI」の文字を標準文字として第3 […]
類否判断を考えてみましょうNO.7新着!!
下記の左のコンピュータ(本件意匠)と、右の電子計算機(引用意匠)は似ていると思いますか?答えは似ている(類似)と審決されました。 相違点 本願部分は、側面視において、ディスプレイ部と支持板との接続部の下になだらかな傾斜を […]
識別力が否定された事例NO6
拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された事例3件を紹介します。最近、識別力が否定されて拒絶される商標登録出願が増えているような気がします。 (1)「SPORTY & RICH」の文 […]
指定商品における需要者の範囲
指定商品の類似性判断については、下記のような規範があります。 「商品自体が取引上誤認混同のおそれがあるかどうかにより判定すべきものではなく、それらの商品が通常同一営業主により製造又は販売されている等の事情により、それらの […]
特許請求の範囲の明確性について
最近、拒絶理由において明確性違反やサポート要件違反が多い傾向にあります。審査段階、審判段階共に明確性違反で拒絶され、その拒絶審決が取り消された審決取消訴訟事件を紹介します(令和 6年 (行ケ) 10023号 審決取消請求 […]
均等侵害(意識的除外)について
特許侵害事件で特許請求の範囲の文言上、構成要件の一部が異なっている場合でも、異なる部分が本質的部分でない等の5要件を充足すれば、均等侵害に該当します。均等侵害第5要件、意識的除外にあたるとして非侵害と判断された事件を紹介 […]
開業8カ月を振り返って
開業後1年間は、営業日に毎日ブログを書き、XやNoteでの情報発信をして知名度向上に努めています。開業当初は私のことを知らない人が大多数ですので、まずは自己紹介や法人のポリシーみたいなところの周知を図りました。 その他に […]