商標
識別力が否定された事例NO7

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された事例3件を紹介します。不服審判請求をしても識別力有りと判断されない事例が続出しています。 (1)「CHIANTI」の文字を標準文字として第3 […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.7

下記の左のコンピュータ(本件意匠)と、右の電子計算機(引用意匠)は似ていると思いますか?答えは似ている(類似)と審決されました。 相違点 本願部分は、側面視において、ディスプレイ部と支持板との接続部の下になだらかな傾斜を […]

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商標
識別力が否定された事例NO6

拒絶査定不服審判で商標法第3条第1項第3号の識別力がないとして拒絶審決が出された事例3件を紹介します。最近、識別力が否定されて拒絶される商標登録出願が増えているような気がします。 (1)「SPORTY & RICH」の文 […]

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商標
指定商品における需要者の範囲

指定商品の類似性判断については、下記のような規範があります。 「商品自体が取引上誤認混同のおそれがあるかどうかにより判定すべきものではなく、それらの商品が通常同一営業主により製造又は販売されている等の事情により、それらの […]

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特許
特許請求の範囲の明確性について

最近、拒絶理由において明確性違反やサポート要件違反が多い傾向にあります。審査段階、審判段階共に明確性違反で拒絶され、その拒絶審決が取り消された審決取消訴訟事件を紹介します(令和 6年 (行ケ) 10023号 審決取消請求 […]

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特許
均等侵害(意識的除外)について

特許侵害事件で特許請求の範囲の文言上、構成要件の一部が異なっている場合でも、異なる部分が本質的部分でない等の5要件を充足すれば、均等侵害に該当します。均等侵害第5要件、意識的除外にあたるとして非侵害と判断された事件を紹介 […]

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事務所
開業8カ月を振り返って

開業後1年間は、営業日に毎日ブログを書き、XやNoteでの情報発信をして知名度向上に努めています。開業当初は私のことを知らない人が大多数ですので、まずは自己紹介や法人のポリシーみたいなところの周知を図りました。 その他に […]

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その他
特許事務所での未経験者教育NO8

最後に、外国中間処理を円滑に進める方法を書きます。現地代理人の費用を安く抑えるには、現地代理人が起案を進めやすいように指示書を作成することに尽きます。 外国中間処理は基本的に日本の中間処理と同様ですが、外国特許文献の引用 […]

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その他
特許事務所での未経験者教育NO7

外国関係業務は、入所から1年半が経過した頃、PCT出願、内外特許出願(国内移行)、内外中間処理をしました。内外関係は移行国が米国、欧州、中国、東南アジア諸国でした。外国プラクティスは多岐に亘るため、外国特許実務関係の書籍 […]

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その他
特許事務所での未経験者教育NO6

明細書の各書類を作成する際の注意事項を記載します。特許請求の範囲は、変形例を意識しながら構成要件列挙型で記載します。構成要件列挙型で記載すると、外国出願にも対応できるだけでなく、各構成要件の接続関係が明確になるからです。 […]

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