特許
技術常識新着!!

拒絶理由通知において、「~する点は技術常識である」という文言を見かけますが、通常は技術常識である根拠を示す必要があります。今回は、車両の発明である引用発明を、ドローンの発明である本願発明とすることが技術常識ではなく、困難 […]

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商標
商標の識別力新着!!

商標法第3条第1項第3号に基づいて識別力がないとして商標登録が拒絶査定、拒絶審決がなされ、審決取消訴訟でも識別力がないと判決された事件を紹介します(令和 6年 (行ケ) 10088号 審決取消請求事件)。 (要旨)本願商 […]

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不正競争防止法
名誉棄損新着!!

よく名誉棄損で訴えるという事件がありますが、この名誉棄損で訴える法的根拠の一つとして、不正競争防止法2条1項21号では、「競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は流布する行為」を不正競争と定義して […]

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特許
阻害要因新着!!

特許の審査基準において、進歩性が肯定される要素の一つとして、「副引用発明を主引用発明に適用することを阻害する事情があること」(阻害要因)があります。この阻害要因があることにより、当業者が請求項に係る発明に容易に想到できた […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.17新着!!

今回も審査基準に沿った当て嵌め事例を紹介します。上の「靴下」(本件意匠)と、下の「靴下」(引用意匠)とは似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。 (当て嵌め) (1) 共通点両意匠は、基本的構成 […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.16

今回も審査基準に沿った当て嵌め事例を紹介します。左(上)の「身体鍛錬器具」(本件意匠)と、右(下)の「身体鍛錬器具」(引用意匠)とは似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似)と審決されました。 (当て嵌め) (1) […]

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意匠
類否判断を考えてみましょうNO.15

前回まで意匠の審査基準を簡単に紹介しましたので、今回は審査基準に沿った当て嵌め事例を紹介します。左(上)の「舌ブラシ」(本件意匠)と、右(下)の「歯ブラシ」(引用意匠)とは似ていると思いますか?答えは似ていない(非類似) […]

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意匠
両意匠の総合的な類否判断

両意匠の形状等における各共通点及び差異点についての個別評価に基づき、意匠全体として両意匠の全ての共通点及び差異点を総合的に観察した場合に、需要者(取引者を含む)に対して異なる美感を起こさせるか否かを判断します。 意匠に係 […]

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意匠
両意匠の共通点及び差異点の個別評価

両意匠の各共通点及び差異点における形状等に関し、審査官は以下の(1)その形状等を対比観察した場合に注意を引く部分か否かの認定及びその注意を引く程度の評価と、(2)先行意匠群との対比に基づく注意を引く程度の評価を行います。 […]

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意匠
意匠の類否判断方法

意匠の類否判断方法について、改めて審査基準を確認します。まず、物品の用途及び機能の類否判断を行い、部分意匠の場合、意匠登録を受けようとする部分の用途及び機能、位置、大きさ、範囲の共通点及び差異点の認定をします。 そして、 […]

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