商標
指定商品との関係での周知性

商標法4条1項15号には、他人の業務に係る商品または役務と混同を生ずるおそれがある商標を登録しないことを定めています。誤認混同を生じるためには、他人の表示の周知著名性が必要とされますが、有効審決が出された審決取消訴訟事件 […]

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特許
不明確

特許法36条6項2号は、特許請求の範囲の記載は「特許を受けようとする発明が明確であること」という要件に適合するものでなければならないと定めています。今回は、不明確として拒絶査定された不服審判の審決取消訴訟事件を紹介します […]

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商標
商標類判断事例NO.22

「STARBOSS」を標準文字として第32類「ビール、清涼飲料、果実飲料、飲料用野菜ジュース、ビール製造用ホップエキス、乳清飲料」を指定商品とした本件商標は、引用商標と非類似であるとして有効審決され、審決取消訴訟でも非類 […]

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商標
商標類否判断事例NO.21

ロゴ商標で第43類「飲食物の提供」を指定役務とした本件商標は、引用商標と類似であるとして拒絶審決され、審決取消訴訟では非類似と判断された事例を紹介します(令和7年(行ケ)第10050号 審決取消請求事件)。ロゴ商標であっ […]

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事務所
開業1年8ヶ月を振り返って

月日が経つのは早いもので、もう2年目の年末を迎えようとしています。平日は毎日ブログを続けていたおかげで、元々は特許専門だったのですが、商標や意匠、著作権その他についても知識が深まります。 新人教育もブログ毎日作成も、他人 […]

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商標
識別力が肯定された事例NO12

「AFURI」の文字について第33類「清酒、焼酎、合成清酒、白酒、直し、みりん、洋酒、果実酒、酎ハイ、中国酒、薬味酒」を指定商品とした登録商標について、無効審判で有効審決が出され、審決取消訴訟でも識別力があると認定された […]

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不正競争防止法
形態模倣2(不競法)

前回の続きとして、実質的に同一ではないとして形態模倣に該当しないと判断された財布の事例を紹介します(令和6年(ワ)第10842号 不正競争行為差止等請求事件)。今回は、不正競争防止法第2条第4項「「商品の形態」とは、需要 […]

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不正競争防止法
形態模倣1(不競法)

不正競争防止法第2条第1項第3号には、「他人の商品の形態(当該商品の機能を確保するために不可欠な形態を除く。)を模倣した商品を譲渡し、貸し渡し、譲渡若しくは貸渡しのために展示し、輸出し、又は輸入する行為」(形態模倣)を不 […]

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特許
特許請求の範囲の「前記」

特許請求の範囲には、同じ用語が前出の場合に「前記」を用います。この「前記」第1所定入力が構成要件ごとに異なる入力方法なのか否かが争点となった事件を紹介します(令和7年(ネ)第10032号 特許権侵害行為差止等請求控訴事件 […]

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商標
千鳥饅頭

ロゴ商標で第30類「菓子、パン、サンドイッチ、中華まんじゅう、ハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、ミートパイ」及び第35類「菓子及びパンの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」を指定商品役務とした本件商 […]

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