特許

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追納期間経過後の追納

特許料等の納付期間を経過後6ヶ月は追納期間として認められており、それを超えると正当な理由が必要となります。その正当な理由とは下記の通りです。 平成23年改正は、国際的調和の観点から権利救済の要件を緩和する必要がある一方で […]

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拒絶査定書の理由欄の記載

特許請求の範囲の1つでも拒絶理由が解消されなければ、他の請求項の拒絶理由が解消したか否かの理由を述べなくても拒絶査定となります。これは、下記の判例に基づいて適法ですので、他の請求項について権利化を目指すなら分割出願をする […]

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特許の進歩性判断

特許の進歩性判断についてブログで簡単に説明しにくいため、あまり載せていませんでしたが、今回説明してみようと思います。進歩性が認められるには、引用発明の技術分野、課題、作用効果の違いを説明し、引用文献どうしを組み合わせる動 […]

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特許権侵害の当て嵌め

豚足脱毛機としての使用に限らず、豚足洗浄機としても兼用できる被告製品に対して、本件特許は豚足洗浄機としての使用を制限する記載がないため、侵害であると判断された事件を紹介します。少し難しいですが、興味があればご覧ください。 […]

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数値限定発明

数値限定発明は、特許請求の範囲に記載された特定の構成要件について、数値範囲を定めるものです。無効審判で有効とされた発明の審決取消訴訟事件で、無効判決が出た事件(令和 6年 (行ケ) 10002号 審決取消請求事件)を紹介 […]

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損害賠償額の推定

特許法第102条第2項は、侵害額を侵害者の侵害行為による利益額と推定する規定であり、この推定を覆滅(推定覆滅部分)する事由の一つとして認められる被告の営業努力とは、通常の範囲を超える格別の工夫や営業努力をいうとされていま […]

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ChatGPTを用いて文献調査を行いました

前々回・前回の続編です。今回は、ChatGPTが作成した特許請求の範囲・実施形態に基づいて、文献調査をしてもらいました。1と3、2と4はアメリカと中国に出されているファミリー特許でしたので、実質的に2件の特許公報を抽出し […]

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ChatGPTを用いて実施形態を作ってみました

前回ブログ(特許請求の範囲の作成)の続編で、実施形態を作成してもらいました。概要・構成・動作・利用例・メンテナンスを項目立てて説明を記載しており、見やすい感じですが内容は非常に抽象的です。与えた情報が少ないため、仕方ない […]

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ChatGPTを用いて特許請求の範囲を作ってみました

私が勝手に思いついたアイデア(特許を取得するつもりはありません)を下記のプロンプトを入力して、ChatGPTがどの程度の特許請求の範囲を作成するのかテストしました。「前記」を用いて特許請求の範囲を作成していて、パッと見た […]

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他社特許への対策

競合他社が権利範囲の広い特許を出願したとき、自社開発に影響が及びます。そこで、他社特許の権利範囲を狭めたいときに取り得る方法として、審査段階では情報提供、特許となって公報が発行されてから6か月以内であれば異議申立て、それ […]

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