特許
損害賠償額の推定

特許法第102条第2項は、侵害額を侵害者の侵害行為による利益額と推定する規定であり、この推定を覆滅(推定覆滅部分)する事由の一つとして認められる被告の営業努力とは、通常の範囲を超える格別の工夫や営業努力をいうとされていま […]

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特許
ChatGPTを用いて文献調査を行いました

前々回・前回の続編です。今回は、ChatGPTが作成した特許請求の範囲・実施形態に基づいて、文献調査をしてもらいました。1と3、2と4はアメリカと中国に出されているファミリー特許でしたので、実質的に2件の特許公報を抽出し […]

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特許
ChatGPTを用いて実施形態を作ってみました

前回ブログ(特許請求の範囲の作成)の続編で、実施形態を作成してもらいました。概要・構成・動作・利用例・メンテナンスを項目立てて説明を記載しており、見やすい感じですが内容は非常に抽象的です。与えた情報が少ないため、仕方ない […]

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特許
ChatGPTを用いて特許請求の範囲を作ってみました

私が勝手に思いついたアイデア(特許を取得するつもりはありません)を下記のプロンプトを入力して、ChatGPTがどの程度の特許請求の範囲を作成するのかテストしました。「前記」を用いて特許請求の範囲を作成していて、パッと見た […]

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事務所
開業2カ月を振り返って

開業してから早くも2カ月が経ちました。特許事務所として必要な有料のシステムは、office365、adobe pro、図面描画ソフト、期限管理ソフト、特許調査ソフト、明細書作成支援ソフト(FUGO)、会計労務管理ソフト( […]

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商標
公の秩序を害する商標

商標法第4条第1項第7号には、「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれ」のある商標は登録が認められない旨の規定があります。「大阪商工団体連合会」の加盟団体である「高槻民主商工会」(高槻民商)の会長が「高槻民商」の文字を標準 […]

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意匠
傘立ての意匠

意匠の類比判断で非類似と判断された事例です。目につきやすい場所や使い勝手の面で非類似と判断されています。単に形状が異なるという点だけでなく、使いやすさに影響を与える造形的特徴という反論が有効であると思います。 相違点(ア […]

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意匠
動的意匠

PayPayのカード表示部が上下動する動的意匠の非創作容易性が認められて登録審決が出された事件です。同様のデザインであっても、動的意匠として保護を受けることができるという事例です。 (審決理由要旨)本願意匠が意匠法第3条 […]

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特許
他社特許への対策

競合他社が権利範囲の広い特許を出願したとき、自社開発に影響が及びます。そこで、他社特許の権利範囲を狭めたいときに取り得る方法として、審査段階では情報提供、特許となって公報が発行されてから6か月以内であれば異議申立て、それ […]

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特許
出願援助制度

日本弁理士会では、特許出願等に要する費用の一部を援助する特許出願等援助制度を設けています。中小企業であれば、設立から7年以内であって、直近の年間純利益が500万円を超えない、又は設立から7年を超え、かつ直近の年間純利益が […]

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