マイ・マネージメント⑭
マイ・マネージメントシリーズを連載してきましたが、今回はまとめ編となります。
・「身の丈に合った成長を図る」ためには、1年目、2年目、3年目と順番に事務所の「ヒト、モノ、カネ」の規模感をイメージしながら、その規模感を実現するために今やることを逆算する
・まずは「全業務を自分で経験する」ことが貴重な財産
・独立して事務所を開業する場合、弁理士として独り立ちできる経験値と人脈が大切
・致命的な失敗を事前に回避するためには、納期の前倒しが必須
・「クライアントの信頼を得る」には、担当者やその上司、経営層が弁理士に何を求めているのかを、コミュニケーションを取りながら相互理解を深める
・クライアントのコア技術を成長させるエンジンとして無形財産を長期的収益源として捉える
・「売上を留保する」のではなく、「売上を活用する」ことで、弁理士法人として成長が図れる
・1人弁理士法人は自己資金のみで経営できることが、「身の丈に合った成長を図る」こと
・リソース(カネ)を可視化してアップデートしていくマインドが重要
・法人のリソース(特にヒト)がレベルアップして安定していけば、クライアントに良いパフォーマンスを提供できると同時にクライアントも成長していく
・出願権利化を中央とした上流、下流業務までの仕事量を増やすことに力を入れる
・生成AIが得意な分野で秘密情報でない場合には積極的に生成AIを使い、生成AIが苦手な分野で秘密情報である場合には生成AIを使用しない
・社会貢献マインドとは、ある程度経験を積んだら、知財業界の人材育成に全力を尽くすこと